こんにちは、わっと編集部の東詩歩です。
今回は、旅コラムのはじめてシリーズをお送りします。わたしにとって、はじめての一人旅は、16歳の夏、韓国済州島へ。
飛行機の乗り方もあまりよく分からず、空港でてんやわんやだった記憶があります。
一人旅、はじめての海外は、いくつになっても挑戦しがいのあるものだと思います。
そんな、はじめてを応援するために、このシリーズの連載を始めます。(とはいえ、初歩的な手順をお伝えしてもつまらないと思うので、体験談を交えながらお送りします。)
はじめてのトランジット観光「いろは」
この旅では、友人とスリランカ・コロンボへ行き、帰りにマレーシアで十数時間のトランジットがありました。
トランジットは経験したことがあったものの、入国手続きをして、空港の外に出るということをしたことがなかったため、初挑戦のトランジット観光でした。
※トランジットの基本知識はこちらのサイトが参考になります。
▼乗り継ぎ時間も楽しもう!トランジットの基本知識からおすすめの空港まで
【ワンポイント!】
トランジット観光の考え方は、「日本→乗り換え地点→目的地」の順だとすると、本来は、乗り換え地点には入国していない扱いになりますが、観光をしたい場合は、一度入国手続きをしてから、街にくりだすということになります。
ということは、逆に、乗り換えの時刻までに、再度出国手続きをする必要があります。
日本で行った、X線検査やチケットの確認など、同じような工程が発生しますので、時間に余裕を持って行動しましょう。
わたしは、はじめてのトランジット観光で、ここにつまずきました。この原理が分かっていなかったので、入国・出国という考え方がなく、すんなり観光できるものだと思っていたら、長時間入出国審査のレーンに並ばなければならず、時間ギリギリに滑り込みセーフでした。
マレーシア空港から簡単に行ける観光地「Putrajaya (プトラジャヤ)」
比較的安く、初心者でも簡単に行けるのが、中核都市プトラジャヤ。特に、ピンクモスクが有名で、まずはここに行って記念写真を撮るのもいいでしょう。
ピンクモスク周辺の様子はこのような感じです。
この日は、早朝だったため、プトラ広場の内部には入ることはできませんでしたが、日中であれば、モスクの中に入ることができるようです。
プトラジャヤ観光の注意点
簡単に行けるプトラジャヤですが、バスの本数が少ないことには注意してください。
写真のように、異国でヒッチハイクをする羽目になります。
【ワンポイント!】
事前に時間を調べておくか、タクシーアプリの「Grab(グラブ)」などを入れておくと安心です。
以上、はじめてのトランジット観光でした!
国や空港により、施設や近場の観光地までの所要時間は異なります。ここで大事なのは、トランジットで観光に行きたい場合は、入出国の手続きが別途必要であるということです。
不安な方は、まずは、空港で快適に過ごせる方法を探してみても十分楽しいと思います。
コスパよく、たくさん観光したいという方にはうってつけのトランジット観光。場所によっては、トランジット観光ツアーなるものも、待ち時間の長さにより、4時間向け、10時間向けなど用意されている空港もあるので、そういったツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
- 京都府宇治市生まれ、和歌山県紀の川市出身。和歌山大学観光学部在学中。わっと!編集者兼ライター。インターン経験やプロジェクトを経て、学生生活の傍ら、フリーの編集者として活動する。シーシャが好き。積読家。
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