引き続き続いております、和歌山大学とのコラボ授業【多様な視点からみる現代東南アジア】。
2023年度今年度最後のゲストはノーリツ鋼機時代に、様々な国に駐在・出張を経験している野際様にご登壇をいただきました!
今回はその中でもわっと!ということで、シンガポールとインドでの駐在時代を中心にお話しいただきました。
国内営業を希望したのに・・・
野際さん自身様々な国に駐在されているのは知っていたので、元々から海外志向の強い方なのかと思いきや、ノーリツ鋼機株式会社に入社後、国内営業を希望したのですが、なぜか配属先は国際課に配属されたそうです。
想像もしていないところから急にふって沸いた話だったそう。
こんなところからもいきなり海外赴任になることってあるんですね!
初の海外出張は【香港】、その後海外駐在にも!
初の海外出張は1984年2月に約2か月香港。
初の海外出張でいきなり2か月はなかなか大変かと思いますが、やはり困ったこともあったようで、特に困ったことは食生活。日本のお米との匂いや食感の違いなどで大変苦労したそうです。
その後も様々な国に出張を繰り返し、その後海外駐在に!
初駐在地はオーストラリア・シドニー。
その後、シンガポール・インド・ブラジル合計12年間の駐在生活をして過ごされたそうです。
12年は長いですね!!
今回特にシンガポールとインドでの駐在生活についてお話をいただきました!
シンガポールでの駐在生活について
シンガポールでは現地法人の代表として、ほぼ日本人一人の中で仕事をしていたそう。
社員・スタッフの離職率が高いことで頭を悩ませていたようです。
プライベートではマレーシアやインドネシアなどにゴルフ旅行をするなどとても充実していたようで、駐在生活の醍醐味だなぁと感じました。
私(記者山家)自身ミャンマーに駐在していた際には、よく隣国に旅をしたのでその時の気持ちを思い出しておりました♪
インドでの駐在生活について
インドではニューデリーに駐在。インドでの駐在生活もシンガポールとはまた異なり、文化などの違いにたくさん驚かれた経験をされたそうです。
従業員からの給与アップの要求もきつかったそう。
特に印象的だったのは結婚式で、新郎新婦が待てど暮らせどこない、、とりあえず飲み喰いなどを始め知り合いたちと話していると、「よし、帰ろうか」と。
なんとインドの結婚式では、新郎新婦に式場で会えない(来るまで待てない)ということも多々あるそうで、我々日本の文化ではちょっと考えられませんね^^;汗
野際さんにとっての海外駐在という働き方とは?
今回海外駐在員としての働き方についてお話しいただきました。
冒頭ご紹介したように、元々は海外勤務など希望をしていなかった野際さん、しかし振り返ってみるとたくさんの国に駐在できたことは人生にとって大きな財産となっているそうです。
苦悩や悩みは多々ありますが、それらも振り返るとマイナスになることは一切なかったので、やはり海外駐在という働き方はとても魅力的ですね!
また英語を話せることができたり、現在独立して個人事業主として働いていますが、やはりそれも海外駐在員としての経験が活きていることもあるそうです。
著者の私自身も海外駐在していましたので、「わかる、わかる!」とうなずきながらお話を伺っていました。
ぜひこれを聞いた一人でも多くの学生が、海外駐在って素晴らしいなと一歩前に進むきっかけになったのであれば嬉しく思います♪
投稿者プロフィール
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和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長
和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。
和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。
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