こんにちは。わっと編集部の高野です。
わっと×和歌山大学で開催している【多様な視点からみる現代東南アジア】。
今週は第5回目となる黒田 竜広さんの講義レポートをお届けします。
航空業界の生の声を聞こう!
長年航空会社に勤めている黒田さん。現在は「シンガポール航空」の旅客営業に所属しています。
毎年就職の倍率が高く人気のある航空業界。航空会社にはさまざまな職種があり興味がある!という学生の声も。
今回は黒田さんから見た航空業界の業務(営業)や就職へのアドバイスなど、貴重な講義内容となっています。
シンガポール航空・営業の仕事内容
PR、集客、マーケティング、旅行会社とのパッケージツアー商品の販売(航空券・現地のホテルや観光のセット)などを行う営業職。
時代の変化とともにwebからの予約が増える傾向にあり、集客方法も徐々に変化が起きているのだそう。YouTubeやラジオでの宣伝も積極的に行っているそうです。
語学力について
黒田さんは外資系航空会社で働いていますが、国外への留学は未経験。外資系=語学力が必須というイメージが強いですが、職種によって求められる語学力は異なります。
また国内の支店に所属しているため一緒に働くスタッフも日本人ばかり。日本にいながら国際交流ができるということもメリットのひとつですね。
パンデミックを経て、旅行需要の高まりを期待
コロナ禍で大打撃を受けた航空業界。2023年8月現在、関西〜シンガポール間は1日2便運航中。
パンデミックを経て徐々に回復はしつつも、深刻な人手不足に悩むことも……。
旅行需要の高まりを期待し、たくさんの方が利用する航空会社となってほしいと話してくれました。
人手不足が続く航空業界、就職のチャンスは?
黒田さんは“紆余曲折があった人生”と話し、やりたいことができず壁にぶつかった時期もあったのだそう。
「人のしあわせに携わるお仕事を続けていきたい」を決心し、航空会社に転職しました。
今はどの航空会社も深刻な人手不足に悩まされており、即戦力のあるスタッフを求めているのだそう。航空業界への就職に興味がある方は、先手を打ち早め早めの行動がカギとなるようです。
投稿者プロフィール
- 和歌山県和歌山市出身のフリーランスライター。大のアジア旅好きで、特に好きな国はインド。将来の夢は、和歌山×アジアの2拠点で活動するグローバルライター!