ミャンマー

和歌山にもある、あるものが共通点!世界遺産の漆器の街 ミャンマー「バガン」

ミャンマーの街・バガン

2019年5月に世界遺産として登録されたミャンマー「バガン」。

魅力的な遺跡群と電動バイクで駆け巡ることができる広大な土地、そしてバックパッカーや旅行者が集う雰囲気の良い街並み。行ってみると誰しもが心奪われること間違いなしの街です。

今回は、そんな世界遺産の街・バガンをご紹介します!
併せて、バガンの主要産業となっていて和歌山県でもゆかりのあるあの製品についてもご紹介させていただきます。

仏教遺跡群のある街・バガン

バガンはミャンマー最大都市であるヤンゴンから国内線で約1時間ほどのフライトで到着します。国の中央あたりに位置する、歴史ある街です。

ミャンマー最初の統一王朝であるパガン朝(昔はバガンではなく「パガン」だったそうです)の都であったため、数々の王が遺跡を建造し、街中多くの遺跡群が立ち並んでいます。


仏塔の数は3,000を超えるとも言われています!(もちろん実際に数えることは不可です汗)

バガン仏像
(大きな仏像!それにしても金ぴかです。。)

遺跡群の中には大小様々な仏像が建造されており、大きなものなどは観光客だけでなく、現地ローカルの方々が心神深くお祈りされている様子がうかがえます。

バガンで楽しめるアクティビティ

そして観光のアクティビティの目玉の一つとして、バガンの遺跡群を上から見下ろすことができる気球ツアー!

(バガン気球ツアー)

トルコのカッパドキアなども有名かと思いますが、ここバガンでも同じように気球でバガンを一望し素敵な景色を楽しむことができます。

現地ツアー会社があちらこちらにありますし、泊っているホテルでも聞いてもらえればそんなに難しくなく予約ができます。ご興味ある方はぜひトライしてみてください。

日本とバガンの「漆器」つながり

そして冒頭におわせましたが、ここミャンマーバガンでは、和歌山県でもゆかりのあの製品が主要産業になっています。和歌山県海南市の主要産業の一つ「漆器」です!

和歌山では「紀州漆器」と呼ばれるように、ここミャンマーのバガンで作られる漆器は【バガン漆器】と呼ばれ魅力的な産品となっています。日本の漆器とバガン漆器は技術の交流もあります。

(バガンで作られる漆器製品はとてもカワイイです)

バガンだけでなく、第一都市のヤンゴンや首都ネピドーなどのお土産店でも、置いていないお店がないほど、お土産の定番となっています。

またバガンには漆器専門の大学まであり、製造風景も見学が可能な工房や小売店などが数十点点在しています。

世界遺産の仏塔の情景を楽しむことができる街でありながら、世界でも有数の漆器の街とも言えるのです。僕自身何度も足を運び、様々な工房にもお邪魔しました。

(竹を編んでお盆やお椀の形にしていきます)

もちろんこんな簡単なご紹介ではバガンの1%もお伝えできていないと思いますが、、ぜひ世界遺産かつ、和歌山にもゆかりのある漆器の街バガンに行ってみてはいかがでしょうか?

●世界遺産の【バガン】公式ページ

https://whc.unesco.org/en/list/1588/

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山家 優一
和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長