こんにちは、わっと!編集部の詩歩です。
渡航が制限され、なかなか海外に出向けなくなり、早いもので1年近くが経ちましたね。「そろそろ海外旅行したいなー……」と思いながら、カメラロールを眺めていると、こんな思い出があったなという発見があったので、しばらく各地の名物フードについてコラムを書こうかなと思います。
題して『あの国 わっとな 旅ご飯』!
わっと驚くような現地のご飯を、編集部のメンバーが実際に食べてみた感想をリアルにお伝えできればなと思っています。
今回の食卓は、ベトナム・ハノイからお届け!
ベトナム料理といえば、フォーやバインミーなど、日本でも有名になってきていて、たくさんのベトナム料理屋さんが各地に見られるようになりました。
ベトナム料理って?
ベトナム料理の特徴は、古来から中国文化を受け入れてきたこともあり、中華料理や統治時代のフランス料理の影響を受けているという点です。米をメインとした料理ではありますが、どこか西洋風の香りが漂う不思議なご飯に魅了される人もしばしば。
他にも、プリンやバゲットなどの食文化もうまく取り入れていて、名物料理がベトナム各地で誕生しています。
そのひとつ、「エッグコーヒー」なるものに、筆者、初の珍フードに挑戦してきました!
エッグコーヒーとは?
エッグコーヒーとは、名前の通り、卵とコーヒーをミックスしたドリンクです。
ベトナムは、コーヒーの産地としても有名で、各地にコーヒー屋さんが点在しています。ベトナムのコーヒーは、練乳を入れて飲むのが現地流。その名産品、とある事情で、新しい名物を生み出してしまったんですね。
遡ること、1946年、バーテンダーとして働いていた、「Giang Café(ザン・カフェ)」店主。当時、第一次インドシナ戦争へ突入していたタイミング、ミルクを手に入れることが非常に難しかったため、代わりに卵の黄身を入れたことがエッグコーヒーのはじまりです。
隠れた名店 “Cafe Pho Co”
ハノイでエッグコーヒーといえば、発祥のお店、ザン・カフェが有名なのですが、隠れた名店として、Trip Advisor等で評価の高かった、Pho Coに訪れてみました。
エッグコーヒーはティラミスのような味!
目の前に運ばれてきたエッグコーヒー。ドキドキしながらスプーンを入れてみると、とろっとした独特の感触。
「いやー、さすがに、生卵はナシですよね……」と心の中でつぶやきながら、ひとくち。
お……おいしい!例えるならば、ティラミスのような、はたまた懐かしいホットケーキのような、不思議な感覚。子どもの頃、レンジでつくったマグカップケーキを彷彿とさせるような甘さ。
日本でも飲みたいほどかと言われると、正直、「うーん、旅先でならいいかな……笑」という感想ではありますが、旅の疲れが癒されるような甘いコーヒー、ぜひ、みなさんも一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。
『あの国 わっとな 旅ご飯』、今後も様々な国のわっと驚くご飯が紹介されていく予定です!お楽しみに!
■今回紹介したお店
Cafe Pho Co
📍11 Hàng Gai, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội 10000, Vietnam
投稿者プロフィール
- 京都府宇治市生まれ、和歌山県紀の川市出身。和歌山大学観光学部在学中。わっと!編集者兼ライター。インターン経験やプロジェクトを経て、学生生活の傍ら、フリーの編集者として活動する。シーシャが好き。積読家。
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