インドネシア

ASEANに関する和歌山な人 WAP代表 中橋 遼大さん

中橋 遼大

中橋 遼大

2000年5月25年生まれ。

和歌山大学経済学部三回生。

バスケが好きで、親の教えでとある本に出会い、海外に目を向ける。

和歌山大学入学後、和歌山ASEANプロジェクト(WAP)に出会い、参加。

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バスケ小説との出会い

--よろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします!

よろしくお願いします。現在和歌山大学経済学部の学生で、和歌山ASEANプロジェクト 通称 WAP(わっぷ)の現代表を務めています。バスケットボールが大好きです!

--そもそも元々海外に興味があったのですか?

親の教えで本を読むことを進められていてたくさんの読書をしましたが、その一つに、高校バスケを小説にした一冊と出会いました。自分とポジションが被っている選手が、高校卒業後に世界最貧国の一つシオラレオネに行き、現地で活動をするという内容で、高校生ながらとても衝撃を受けたことを覚えています。

--なるほど!そうした影響でWAPに参加をしたのですね!

そうです!大学に進学したのち、何か国際的に活動しているサークルはないかと探していたところ、このWAPが一番適しているなと思い、参加を決意しました。

WAPの活動について

--実際にWAPでの活動について教えてください!

主にタイ・インドネシアへの支援を行っています。

タイでは障害を持っている子どもたちに車椅子を提供をしたり、障がい者支援学校での交流企画などを行っています。また現在はコロナウィルスで実施できておりませんが、現地に行ってその子供たちが日常から楽しむことができる訓練や企画を実施しています。

--インドネシアでは何をされているんですか?

そしてインドネシアでは、貧困層の子どもたちへの教育支援をしています。インドネシアは人口増によるゴミの増加が問題になっております。ただ、その影響で、ゴミを拾って販売しビジネスをしているピックアッパーと言われる人々がいます。その家庭では十分な収入を得ることができず、また子どもたちも教育を受けることなく子どももピックアップの仕事に従事しています。

現地のボランティア団体がその子供たちのために小さな学校を建てているのですが、教育を受けなくてもできるピックアップの仕事にすでに従事しているため、教育へのモチベーションが上がらず、夢を持てることができていません。

WAPでは、その子どもたちに夢や希望を与えることができるよう、現地の学校や団体と共同で企画・運営しています。

--どちらの国に対しても本当に素晴らしい企画を運営されていますね。運営にかかる資金集めはどのようにしているのですか?

日本国内でチャリティーフットサル大会を企画・運営しサークル全体の運営費を賄っています。車いすにしても1台安くても1万~、高いものでは6-7万はかかります。

--中橋さん自身、現地でどのような活動をしましたか?

WAPとしてはインドネシアに行きました。日本文化を紹介してほしいという現地学校からの希望があり、日本文化の紹介ビデオの紹介、和歌山の紹介、お茶を飲む体験。そしてやっぱり子どもたちが喜ぶ企画をしたいなと思ったので、日本の昔の遊びをしました。団扇作りをしたり、メンコをしたり、ブンブンゴマを回したり。

--現地ではどう感じましたか?

やはり現状を見るということは大切だなと感じました。話には聞いていたゴミ山エリアですが、やはり学校近くにゴミが積まれていることが臭いもきつく、衛生的にはひどく、トイレも汚い、そういう現場を実際に見ることでより引き締めて活動をしていきたいと感じています。

--現在コロナウィルスで活動としても大変かと思います。代表として危惧していることはありますか?

やはり実際に海外に行けないということで、毎年10名前後入ってくれる新入生が極端に少なく会自体の存続危機だなと感じています。

また現地の学校や団体もコロナウィルスの影響で活動自体に大きく制約がかかっており、厳しい状況が続いています。

早くワクチン接種などが進み、世界的にコロナウィルスの影響が減少しないと、我々の支援を届けることができなくなります。これが現在の大きな悩みです。

--厳しい状況ですね、、そんな中でも今後やっていきたいことはありますか?

去年は上記の状況なのでタイ・インドネシアの両団体が活動をできていなかったこともあり、今年はZoomなどを活用しながらオンラインで意思疎通をと図り、活動を継続していきたいと考えています。

また活動を継続するためにも資金集めをしないといけないため、感染対策に気を付けながらチャリティーフットサルを企画したいと考えています。

--最後にメッセージをお願いします!

WAPの理念【和歌山大学から国際協力を。世界に一つでも多くの笑顔を作るために】を理念に掲げています。一人でも多くの和歌山大学生が国際協力に興味を持ってもらうことが大事であると考えています。なのでチャリティーフットサルを通じて、一人でも多くの大学生たちに興味を持ってもらうために活動を頑張って行きたいです。

ぜひ少しでも興味のある和歌山大学生、和歌山ASEANプロジェクト WAPに参加しみてください!

中橋 遼大
2000年5月25年生まれ。
和歌山大学経済学部三回生。
バスケが好きで、親の教えでとある本に出会い、海外に目を向ける。
和歌山大学入学後、和歌山ASEANプロジェクト(WAP)に出会い、参加。

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投稿者プロフィール

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山家 優一
和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長
和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。
和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。
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山家 優一
和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長 和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。 和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。