和歌山県は2019年にタイ王国工業省との間で経済連携を結んだことをご存知でしょうか?
日常で生活しているだけでは、「え?そうなの?」という感じかと思いますが、実は2019年前後からタイと和歌山県内の企業との様々な交流が行われているんです!
特に和歌山県を代表する、みかんや梅干し、日本酒や醤油などはすでにタイ以外での実績もあり、ブランドもあることからタイ国内でも多く知られている品目となります。
今回そんな中でも主に海南市の企業が中心となる、家庭用品(スポンジや生活雑貨など)や紀州漆器の企業が11月30日~12月4日までタイ王国バンコク市内とチェンマイ市に訪問したことについてお話をさせてください!
タイマーケットについて学び・商談会へ
JETROバンコクのコーディネーターである松本氏をお迎えし、タイマーケットで商売をする上の実務や意外と必要な経費などについてお話を伺いました。
50分ほどと決して長い時間ではなかったですが、特にバンコク市内におけるマーケットの成り立ちなどぎゅぎゅっと集約された非常に濃い時間であっという間でした。
ライター・山家
私も参加していましたが、タイではお店に並ぶ1商品事に(1SKU毎)家賃のようなものを払わないといけないことを知りびっくりしました。お店のブランドにもよりますが、中にはとても高額なものがあり、とても利益を出すのは難しいと感じた場面も、、。
また参加している各企業にマッチするようなタイ側の現地企業とのマッチングイベントも開催され、各ブースとも商談や今後の展望、お互いの要望などについて熱い議論を交わしていました。
特に家庭用品企業にとっては生活に根付く商品であり、タイでもダイソーなど機能性も価値もあると受け入れられていることもあり、双方盛り上がっていた印象でした。
ライター・山家
バンコク市内のスーパーやデパートに行くと、ユニクロや無印良品など日本の商品が価格だけでなく、品質面や機能面で受け入れられている印象でした。もちろん他国ブランドとの競争は激化しているようですが、今回の商談を機に一つでも多くの和歌山ブランドの製品がタイ市内で販売されると嬉しいです♪
ちょっと一休み
さて、仕事ばかりしていては体力は続きませんのでもちろんしっかりと食事もいただいております♪
バンコク市内では出展企業・JETRO和歌山・和歌山県のメンバーでお食事をする機会もございました。
和歌山市民にとってはタイ料理はそこら中にある決して珍しいものではないかと思いますが、現地でも本当に美味しいタイ料理に一同唸っていました♪
僕個人としては上のエビチャーハンが最高でした!
次回vol.2 ではチェンマイ市編をお届けします!
チェンマイには海南市の紀州漆器のように、「チェンマイ漆器」という伝統工芸があります。
今回チェンマイ漆器と紀州漆器との交流イベントを開催しましたので、そちらの様子をお届けいたします!
投稿者プロフィール
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和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長
和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。
和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。
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