薮添さんってこんな人
藪添 泰弘(やぶぞえ やすひろ)
和歌山市出身
耐久高校他県立高校教諭、和歌山県教育委員会を経て耐久高校校長に
後に2005年より現在和歌山グローバルビジネスカレッジ学園長を務める。
1971年に大学生10名に向けた米国研修の引率をしたことがきっかけとなり国際交流活動に尽力。
以前取材させていただいた和歌山外国語専門学校 (記事はこちら) が名前を一新し和歌山グローバルビジネスカレッジに生まれ変わりました。
今回日本語学校として認知と実績のある和歌山グローバルビジネスカレッジ様の現地学校とのやり取りや裏側について、薮添様にお話を伺うことができました。
特に今回は新しく和歌山県との協力のもとで、タイ国の学校から正式に受け入れに関する調停を結ばれたとお伺いし、12月に現地にいらっしゃった薮添様にお話を伺います!
アジアを中心に日本語教育の人気校に!
ライター・山家
わっと編集長の山家です。
今回以前取材をさせていただきました「坂本」さまからのご紹介で、再度和歌山グローバルビジネスカレッジの薮添様にインタビューさせていただきます。よろしくお願いします!
和歌山ビジネスグローバルカレッジの薮添です。
よろしくお願いします!
ライター・山家
まず早速ですが、新型コロナウィルスが少しずつ落ち着いてきてようやく外国の学校との交流などが始まっているみたいですね!
先日も12月4日タイに行かれていたと伺って今回お話を伺いたいと思っています!
そうなんです!コロナが少しずつ明けてきている中で、何度かインドネシアなどの提携先に行ってましたが、今回初めてタイの学校に伺い、来年より初めてタイの学生を受け入れることになりました!
ライター・山家
東南アジアや中国などのアジア各国からの学生が多いイメージでしたが、意外とタイの学校とは今回が初なんですね!
薮添さん
そうなんです。
当校では、元々は中国の学生が大半を占めておりました。しかしおよそ12年ほど前からもっとたくさんの、違う国からの学生たちも受け入れ、日本語を学ぶだけでなく、和歌山のことも知って欲しいという想いもあり活動をしてきました。
具体的には12年前からはインドネシア、5年前からはインドの学校との提携を通じ、多くの学生が卒業、在籍いただいております。
ライター・山家
今回のタイの学校との提携の経緯について教えてください。
これには和歌山県さんのお力添えのおかげです。
現在和歌山県からタイに駐在されている得津さんからのご紹介で、「タイ日人材育成協会」のテムラックさん(上写真左)とzoomで面談をしたことがきっかけです。
テムラックさんは大学の学長補佐もされており、すでに静岡などの提携先があったが、今回新たな留学先として和歌山を候補に入れていただきました。
2022年5月に初めてzoomをして、8月にテムラックさんがわざわざ和歌山に寄っていただいて、もうこの12月に協定を結びましたので、非常にスピーディーです!
ライター・山家
たった半年で!!
でもこういうことって巡り合わせもありますからね!素晴らしいですね!
タイでは協定を結ぶ以外にも何かされたのですか?
私の使命としては協定を結んで来てもらうということもありますが、「和歌山」と言っても外国人の方は全然知りません。
やはり東京・大阪など首都圏が有名ですし、学生たちも日本に行くならそういったところを希望しますよね。
なので機会があれば和歌山のこと、学校のことをお話させてもらいます。
上や下の写真はまさに現地の中学生・高校生たちに和歌山についてのお話をしているところです。
ライター・山家
こういう現地での取り組みが実を結び、学校に来られる生徒さんが増えているんですね!
そういえば以前ミャンマーの方を取材させていただいたりしましたし、他の国々やタイの方もいらっしゃったと思いますが、そういった国々の学校と提携されていない生徒さんも和歌山グローバルビジネスカレッジさんにはいらっしゃるんですね。
はい、県内企業への就職を一つのゴールとして、県内の企業が現地の方を雇い、当校で日本語習得に向け学んだり、個別案件という意味では様々な国の生徒がいます。
しかしその国の大学や専門学校などと覚書を結び、正式に送るという意味ではタイは初めてになるんです。
ライター・山家
なるほど!
それでは今回の提携をきっかけにこれから毎年のようにタイ人の学生が和歌山市内で増えていくかもしれませんね!
和歌山市には在住タイ人のレストランやマッサージ店なども多いですし、タイの方にとっては比較的住みやすい町と言えますね!
まさにそう言えるでしょう!
多くのアジア・東南アジア各国の学生がいるといっても、遠く離れた国で過ごすのは特に若い子たちにとっては寂しいものです。
タイに関してはすでに和歌山市内では一定のコミュニティが出来上がっていますので、何か困ったことがあっても頼る存在が多いということは学生にとっては安心材料になるかと思います。
来年以降のタイとの学生受け入れが楽しみで仕方ありません!
東南アジアと和歌山を繋ぐハブとなっている和歌山グローバルビジネスカレッジさん。薮添さんなど世界のために、和歌山のためにと行動される先生方がいらっしゃるので、今後より和歌山がグローバルな街になっていくことでしょう!
個人的にもミャンマーやタイなど、住んだり出張などで長期滞在をしていたので、和歌山がそういった方々がたくさん増えてくることは楽しみです!
これからも和歌山グローバルビジネスカレッジさんのご活躍が楽しみですね^^
薮添さんってこんな人
藪添 泰弘(やぶぞえ やすひろ)
和歌山市出身
耐久高校他県立高校教諭、和歌山県教育委員会を経て耐久高校校長に
後に2005年より現在和歌山グローバルビジネスカレッジ学園長を務める。
1971年に大学生10名に向けた米国研修の引率をしたことがきっかけとなり国際交流活動に尽力。
投稿者プロフィール
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和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長
和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。
和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。
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