カンボジア

わっと!な旅コラム:シェムリアップ / カンボジア

パブストリート
山家 優一

今回の旅コラム

書き手:山家優一

出身:和歌山県海南市

お仕事:わっと!編集長

今回の旅コラムは、カンボジアのシェムリアップで個人的に訪れてほしいスポットです!

よくASEAN一人旅をしているのですが、ちゃんと世界遺産がある街に行ったことがなかったので、ASEANの中で世界遺産、となると比較的上位に出てきそうなほど有名な場所といえば、「アンコールワット」ではないでしょうか?

今回はそんなアンコールワットがある、カンボジアの観光街、シェムリアップのおすすめスポットについて書かせていただきます。しかもあえてアンコールワット以外気になったスポットをご紹介させていただきます。

ベンメリア

まずはまるでラピュタの世界「ベンメリア

天空の城ラピュタのモデルになったのではと噂されるほど、綺麗で神秘的な遺跡で、個人的にはアンコールワットよりも大好きな場所です。アンコールワットから東に40km離れた森の中にあり、遺跡自体も至るところに苔などが生えていてとても美しい遺跡です。

2014年頃の若かりし頃の写真です。なぜここにこのシャツを選んだのか、、(笑)バックパック旅だったので、汚れてもいいやっていう適当な服で行ったからかもしれませんね…。

ベンメリア

ベンメリア

カンボジアにあるアンコール遺跡の一つで、有名なアンコールワットより東に約40km程度のところに位置します。「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われており、シェムリアップに訪れたらぜひ足を運んでほしい神秘的な遺跡。

パブストリート

シェムリアップと言えば、もちろんアンコールワットとそして共に世界遺産に登録されているアンコールトムのバイヨンが有名ですが、ちょっとその前にシェムリアップって遺跡以外何もないんじゃないの?とお思いの方にこちらをご紹介いたします。

なんとシェムリアップの中心部には大きなパブストリートがございます!

写真のように両サイドに様々な飲食店、飲み屋街が広がる一大歓楽街で夜中までお酒を楽しむことができます。ちょっと怪しく危険そうなお店もあるので、注意が必要ですが、基本は健全に営業されているバーや飲食店ですので、気軽に楽しめました。

僕自身近くのゲストハウスに宿泊していたので、遺跡群に観光に行ってはここで飲む、を繰り返していました。

盛り上がってますね。これは写真では伝わりにくいのですが、突然多くの人がストリートに出てきてダンスが始まった様子をパチリ。写真右のあたりの女性がなんとなくステップを踏んでいそうなのわかりますか?そんな陽気な欧米人がたくさん観光している印象です。現在コロナウィルスの影響でほぼ閉まっているという情報を見ました。早くこのようにワイワイ騒げる日が来ると良いのですが。

パブストリート

パブストリート

シェムリアップ中心部にある飲み屋街。バーやレストランがギッシリと林立する繁華街で、通り全体が賑やかな観光客や地元民でいっぱいです。昼は遺跡を楽しんで、夜はパブストリートで一杯。これがシェムリアップの楽しみ方でしょ!

死者の門

個人的に行ってほしいのがアンコールトムは王都であった囲まれた城壁を含めての大きな遺跡なのですが、その城壁東西南北に名前のついた門が存在します。調べてみるとなかなかツアーではそこまではいかないということですが、事前に調べた中でバイヨン(アンコールトム中心部)から東に抜けた門の名前が「死者の門」ということで気になって訪れようと決めていました。

なぜ死者の門かと言うと、当時戦争で亡くなった兵士たちの魂がそこから抜けていったという弔いの意味を込めて名付けられたそうです。

死者の門

これがその死者の門。実はここ、行くまでがアクセスが悪く、アンコールトム中心部からひたすら林の中を歩き続けなければいけません。正直有名ではないので観光客もほぼいなく、、、というより現地の方もあまりいないため、シーンとした殺風景な地平線をひたすら歩くとようやく到着できるという、ぶっちゃけとても怖い思いをしてたどり着きました(笑)途中何度も引き返そうかと思いましたが、なんとなく一目見なきゃ、、、と思い辿り着いたのですが、今でも鮮明にその光景、空気、匂いを覚えているほど印象的な場所となっています。もしシェムリアップに訪れる機会がありましたら、ぜひ覚えておいて、そして死者の門までの道程の空気感を味わってほしいと思います。

死者の門までの道程
死者の門

死者の門

アンコールトム遺跡群の城壁にある東の門。当時戦争で戦死した兵士の魂が出て行ったとされる弔いの門です。アンコールトム中心部のバイヨン寺院からずっとまっ直ぐ東に進み、地平線の林道を抜けると現れます。

あとがき

このカンボジア シェムリアップ旅は、当時自分がミャンマー駐在員時代に訪れました。ミャンマー出国の旅はこれが初めてで、少し不安もありながら飛び出したことを今でも思い出されます。また死者の門を訪れたあと、アンコールトムをぐるっと回り疲れ果てゲストハウスに。たまたまなのかその日の夜から寒気がし、高熱を出して寝込んだんですよね。でも一人なので、這いずりながら街の薬局で激安の風邪薬を一錠購入しました。ほんと一錠何十円とかだった気がします。不思議なことに飲んで寝るとすっかり治っていたので、風邪だったのか、それとも死者の門が関係しているのか、、、楽しさと冒険心溢れたカンボジア旅でした。

投稿者プロフィール

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山家 優一
和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長
和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。
和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。
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山家 優一
和歌山ASEAN情報局 -わっと!- 編集長 和歌山県海南市出身。ミャンマー・ヤンゴンに駐在歴あり。 和歌山の人にもっとASEANを、ASEANの人にもっと和歌山を身近にするための情報サイトを作りたいと、この「わっと!」を立ち上げる。