世界一周の旅：ピースボートに乗った和歌山な人：田中陽子さん vol.1

田中陽子さん

田中陽子さんってこんな人

1987年11月10日生まれ
大学卒業後、新卒で鉄道会社に入社。
その後30歳目前に退職し、地球一周の旅ピースボートに参加。2017年8月〜3ヶ月半、合計104日の間に、中国（廈門）、シンガポール、ミャンマー、スリランカ、ギリシャ、モンテネグロ、クロアチア、イタリア、スペイン、ポーランド、フランス、イギリス、スコットランド、アイスランド、アメリカ、バハマ、キューバ、メキシコ、パナマ、ニカラグア、ハワイ（ハワイイ、オアフ）と21ヵ国を訪問。
帰国後アルバイトなどを経て、現在人材派遣会社通じ、大阪市内の区役所にて勤務。

今回は皆さんも一度はポスターを見たことがあるかと思います、「世界一周の船旅ピースボート」についてです。海南市出身の田中陽子さんが、実際にピースボートに乗船された経験があり、個人的にもどのような船旅で、船内での様子や、どんなところに旅をしたのかなど、具体的な内容についてお話しをお伺いしました。

ピースボートとは？

－－それでは田中さんよろしくお願いいたします！早速ですが、簡単な自己紹介をお願いします！

よろしくお願いします。大学卒業後、新卒で鉄道会社に入社し、その後30歳目前に退職し、今回のお話しである【地球一周の旅ピースボート】の旅にでました。

現在は結婚を機に大阪に移って、人材派遣会社を通じて、大阪市内の区役所にて勤務しています。

－－改めてピースボートとはどういうものなのでしょうか？

ピースボート「地球一周の船旅」は、1回の航海でおよそ3カ月かけて世界約20ヶ国を訪れ、船旅の間、船上と寄港地では様々なプロジェクトを行われている船の旅です。

船上では「水先案内人」と呼ばれる各分野での専門家による洋上講座やワークショップをはじめ、語学教室やカルチャー教室、そしてサークル活動や各種イベントなど、乗船者は興味や目的に応じて自由に参加することが可能で、寄港地では、世界遺産などの観光を始め、大自然を体験するツアーに参加したり、現地のNGOメンバーや学生達たちとの交流会、あるいは救援物資を届ける国際協力活動や社会的問題を検証するツアーなど、旅をしながら様々な体験ができる魅力的な取組みです。

船内での過ごし方

－－船内ではどのような日々を過ごしていたのですかか？

寄港地までの移動は船ですので、日程の中でほとんどは船内で過ごします。参加者には各々希望に応じて、4人部屋、2人部屋、1人部屋など部屋が割り当てられます。私は4人部屋を選びまして、長野、広島、兵庫から来ている同世代の女の子たちと一緒でした。

船内では基本的に彼女たちとお話ししたり、日々開催されているイベントやセミナーで気になるものに参加をしたりします。

船内では一部欧米人やアジア人がいますが、大半が日本人でした。日頃和歌山にいたら会えないような役者を目指す男性や、毎年のようにピースボートに参加されているシニアの方など、たくさんの出会いも楽しむことができます。

－－日頃のお食事などはどうしているのですか？

朝食、昼食、アフタヌーンティー、夕食はツアーに付いており、食べ放題で楽しむことができます。

和食、洋食、中華など様々なものを用意してくれており、毎日飽きません！

また居酒屋やバーも船内に入っており、別途費用を払えばそこで楽しむこともできます！もちろん少し割高ですが（笑）

もちろん寄港地では国に入って現地のご飯を楽しみます♪

－－日々のイベントやセミナーも気になりますね。また特に印象的なイベントやセミナーを教えてください！

セミナー講師には、大学の教授や世界を飛び回るジャーナリスト、芸能人などが講師としてセミナーを行っているのですが、その中でマイケルヘインズさんという方の講演がとても印象に残っています。

元々イラク戦争に参加していた元アメリカ軍人で、そして実際にイラク戦争を経て、自分自身が心の病を負ってしまったようです。心の底から軍隊は必要がないと活動している方で、日本国内でも様々なところで講演などをされています。。参加者が多い日本人に対して、まず原爆ついて謝罪するなど、数あるセミナーの中でも印象的です。

－－素朴な疑問ですが、、、船内ではwifiって使えるんですか？

使えますが、、、正直とても速度は遅いですし、有料です。100分2100円程度するので、たくさんネットを使いたい若い子たちは数万円使っていたと思います（笑）。基本は寄港地や滞在するホテルなどのwifiを使ってたまに触る程度でした。寄港地に着いて仕事をしている人もいましたよ！（笑）

海外旅行が大好き！

－－そもそも参加したきっかけはなんでしょうか？

社会人になってから、年に二度ほど、ヨーロッパを中心に様々な国に旅行にいくほど、海外旅行がとても大好きでした！

また、高校時代の友人が過去にピースボートに参加をしていて、話を聞いていました。単純に本当に楽しそうだなと感じたこともありますし、当時30才を前に、会社も辞めようと考えていたタイミングもあります。

世界一周、それも三ヶ月もの長期間での旅というのは、人生においてもなかなか行けないことだと思いますので、一度きりの人生だ、と思いトライしました。

また29才までは金額が安かったこともあり、タイミング的にも今だなと思いました（笑）

－－気にはなっていたピースボート旅の全貌が少しずつわかってきました！船内での日々もとても充実しているようで日々楽しい毎日が送れそうですね！vol.2では21ヵ国も訪れた寄港地についてのエピソードを伺いたいと思います！→vol.2（coming soon）

田中陽子
1987年11月10日生まれ
大学卒業後、新卒で鉄道会社に入社。
その後30歳目前に退職し、地球一周の旅ピースボートに参加。
2017年8月〜3ヶ月半、合計104日の間に、中国（廈門）、シンガポール、ミャンマー、スリランカ、ギリシャ、モンテネグロ、クロアチア、イタリア、スペイン、ポーランド、フランス、イギリス、スコットランド、アイスランド、アメリカ、バハマ、キューバ、メキシコ、パナマ、ニカラグア、ハワイ（ハワイイ、オアフ）と21ヵ国を訪問。
帰国後アルバイトなどを経て、現在人材派遣会社通じ、大阪市内の区役所にて勤務。